みなさん、新年あけましておめでとうございます!
今年も当ブログは音楽評論や漫画、映画のレビューなど多岐にわたって書いていきたいと思っていますので、一年どうかよろしくお願いします!
スペインの新星・ロザリアの衝撃
さて、昨年、番外編がバッド・バニーのみしか解説できなかったので、番外編第2弾、洋楽編ということで予告していた通り、ロザリアというアーティストを紹介したいと思います。
ロザリアはスペイン出身のシンガーソングライター。
僕は正直、初めて知りました。
というのも12月に各海外音楽誌が選ぶアルバムトップ10が発表されたのですが、そのことごとくのランキングで一位を獲得していたのがこのロザリアの「LUX」というアルバムなのです。
ちなみに、Roseliaではありません。ロザリアです。
このアルバムは11月末にリリースされていたこともあり、まったく触れていなかったので、聞いてみたところ、めちゃくちゃよかった!
ですので、私的アルバムトップ10には入れられなかったのですが、番外編ということで紹介します。
このアルバムは基本的にスペイン語で歌われているのですが、さまざまな言語が入り混じっており、その中にはなんと日本語曲もあります!(Porcelanaという曲です)
しかも、ちゃんと翻訳されている。海外の人がよく歌うなんちゃって日本語にはなっていないのです。
サウンドとしてはスパニッシュにクラシックのようなストリングスが混ざったり、あるいはシンセを大胆に使ったエレクトロニカやR&Bのような曲もあります。
このスパニッシュ・フラメンコと現代音楽との融合がロザリアの真骨頂。
そして、なんと!このアルバムにはエレクトロニカを代表する歌姫、ビョークが参加しています!
イントロのサンプリングされた超高速ストリングスから印象的に始まり、そこからまるでオペラのような楽劇へと変わる。
全体的にベートヴェンの第九を想起させる迫力のあるオーケストラ、合唱に2人の歌姫の声が突き進むように甲高く響き、これほどスケール感のある曲をたった2人でリードしていることに衝撃を受けます。
そして、ビョークのパートは彼女特有の歌いまわしでミステリアスに響きます。
ロザリアがスペイン語でビョークが英語なのも対立的でおもしろいですね。
バッド・バニーの項でも述べましたが、いまやビルボードチャートにスペイン語曲が入る時代。
そして、なんと!すでにロザリアは2020年の最優秀新人賞にノミネートされています!これは、なんとスペイン人として初の記録だそうです!
残念ながら受賞は逃しているのですが(この年、受賞したのはビリー・アイリッシュ)、すでに世界的な地位を築きつつあることを感じさせてくれます。
また、2019年には「Con Altura」という曲がYouTubeで公開たった7ヶ月で10億回の再生記録を樹立。
2019年に最も再生された女性シンガーの曲となったそうです。
これは驚異的ですね!
そうなると今年のグラミーも期待がかかりますが、残念ながらノミネートはありませんでした。くまなく探したんですがね……。
11月というリリース時期が悪かったのかもしれません。
今年のグラミーはほとんどが2025年前半にリリースされた曲・アルバムで、もしかすれば来年のグラミーには食い込めるかもしれません。
なんにせよまだリリースされて2ヶ月しか経ってないので、これからの活躍に期待したいですね!
ということで、今回はスペインの新星、ロザリアの紹介でした!
今後、絶対、注目を集めるアーティストなので聞いてみると良いですよ!
2025年私的アルバムトップ10を紹介し終えて
さて、これにて2025年私的アルバムトップ10は本当に終了!
いやー、今年も相当な文字数を書きましたね……。
特にRADWIMPSの回は死ぬほど長いですよね……、すみません。
書いてるうちに止まらなくなっちゃって。自分でもこんなに書くことあったんだってびっくりします。
それにしても2025年は大きくJ-POPが動いた年ではないかと思います。
さまざまなアーティストの周年も重なり、トピックスが多かったですね。
最近の米津玄師の「IRIS OUT」などを聴いていると、よりJ-POPはヒップホップやオルタナティブロックなどを多様なジャンルを飲み込み、より先鋭的で革新的なサウンドになっていくことが予想できます。
ジャンルのるつぼとしてのJ-POPが今、まさに確立されようとしています。
2026年もそのJ-POPの流れを読みながら、さまざまなアルバムをレビューしていきたいと思います!
