6位はアメリカからロック復権を果たしたアーティスト、マシン・ガン・ケリーのアルバム!
今年はロック復権の年でした!
時代の針が一周し、ロックの時代が再びやってきた!
彼の音楽はまごうことなくロック黄金期のパンクサウンドです。
実は2010年代からロックには冬の時代が吹き荒れておりました。
ロックバンドもなりをひそめ、なかにはEDMに轡替えするものも…。
そして、時が経ち、2022年、ロックはこのアルバムによって復権したのです!
マシン・ガン・ケリーはバンドではありません。
シンガーソングライターです。
ここに現代性が表れていると僕は思うのです。
バンドだといろんな制約がある。
メンバーの意見を聞かなかきゃいけなかったり、バンドの方向性を維持しなければならなかったり…。
そこを自由にできるのがソロの強みです!
そして、彼はソロである自由を体現するような存在でして、ロックとヒップホップを掛け合わせています。
ラップも自身でやりますし、ギターを使いながらも、まさにヒップホップ!というトラックメイクをすることもあります。
そして、その自由さこそがマシン・ガン・ケリーがここまで評価された理由だと思うのです。
自分の信じる音楽、ギターロックを現代的な形で表現する。
それはソロアーティストでなければできなかったことです。
まさに、2022年、個人主義の時代を象徴するアーティストだと僕は思います。