はい、今年もこの季節がやってまいりました!
年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?
今年も恒例の年間アルバムトップ10を勝手に決めちゃいますよ!
まずは10位、ジャスティン・ビーバー!
なぜ、今、ジャスティン・ビーバーなのか?
ジャスティンと聞いて、どう思いました?
あの、お騒がせスター?
子供のころは売れてたよね?
全然、違います。
ジャスティン・ビーバー27歳(僕の一個下だ)、デビューから13年、彼は常にポップスの第一線として活躍し続けています。
もちろん、スキャンダラスなことをしていたこともありました。しかし、モデルのヘイリー・ボールドウェイと結婚してからは実直な音楽家としての一面を見せ、彼に批判的な目線を向けるメディアを驚かせました。
実は2019年に精神的な疲労と結婚生活の両立による活動休止を宣言したのですが、2020年2月に「Changes」をリリース。
この作品があまりにもこれまでのジャスティン像と違って、大人っぽく、チルで、ゆったりとした曲調で、話題を呼びました。
そして、今年、2021年2月にリリースされたのがこのアルバム「Justice」です。
タイトル通り、自分の中の音楽の正義を突き詰めたかのような実直でまっすぐな音。彼の奥底に秘められた芯の強さがここでは示されています。
ジャスティンのコメント。
「愛する妻のおかげで心安らかに生きることができている。神との関係は最高。だから愛にあふれていて、それをみんなと分かち合いたい」
Wikipedia
そう、「Changes」と「Justice」で語られるのは、どこまでもまっすぐな愛です。そして、それは神ともつながっている。
ジャスティンはデビュー当時13歳、以降、さまざまなメディアからバッシングを食らうことになります。
もちろん、そこにスキャンダラスな問題があったことは事実ですが、13歳の子供に完璧を求めるほうが酷ではないでしょうか?
青天井に上がってゆく自らの評価に対して、舞い上がる反面、どこか現実離れした光景に、だんだんと精神のバランスを彼は崩していきました。ツアーのキャンセルも実はこれが要因です。
しかし、彼は立派な大人に成長しました。
今、彼が力を入れているのが、若手シンガーの育成です。
特大ヒットを巻き起こしたザ・キッド・ラロイにフィーチャリングで参加
ザ・キッド・ラロイはオーストラリア出身のシンガーソングライター・ラッパー。
ラップと歌を自在に行き来するポップセンスが評価され、2020年7月にリリースされた「F*ck Love」に収められている「Without you」が大ヒット。
あの!マイリー・サイラスから声がかかり、マイリー・サイラスRemixとしてリリースされた配信シングルが大ヒット。
これに目を付けたジャスティンはコラボしないか?と誘い、ベテランのジャスティンとまったくの新人であるザ・キッド・ラロイの凶作である「STAY」がリリースされるわけである。
この曲は、現在、Spotifyが発表している、Spotifyで今年、世界で最も再生された曲3位にラインクインの大ヒット!
また、ジャスティンは、ほかのチャートでも「Justice」がSpotifyで世界で最も再生されたアルバム3位、世界で最も再生されたアーティスト第5位と快挙を成し遂げました!
彼のソングライティング力とセンスは抜群
このアルバムは全編を通して、R&Bを基調としつつも、要所でラップが入りまじり、まさに、現時代的なアルバムになりました。
やはり、彼の歌唱力、ソングライティング力、トレンドセンス(そしてルックス)は最高であり、彼がスタートしての威厳をいかんなく発揮したアルバムになっています。
もちろん、セールスも最高!
Billboard 200では8作目の初登場1位を記録!
Hot 100とBillboard 200で同時に初登場1位を獲得したのは、男性ソロ・アーティストとしては初です!
また、今回のアルバムではラッパーのフューチャリングが目立ちます。
もちろん、チャンス・ザ・ラッパーやKhalidなど大物もいますが、まだヒットには至っていないアーティストをフューチャーしているのも目立ちます。
これは、彼が後進の育成に力を入れているのだと解釈しています。
自分は頂点に上り詰めたから、その影響力を分けてあげよう、と。
そのスター性には、本当に脱帽します!
偏見を持っている人も聞いたらわかります!
ぜひ!