私的アルバムトップ10、2位はBE:FIRST!
意外に思われた方もいるかもしれませんが、僕にとってはこのアルバムは衝撃的で音楽シーンに革命を起こす一枚だと思っています。
SKY-HIのオーディションによって結成され、去年デビューしたばかりの彼らの1stアルバム、解説していきましょう!
現代最高峰のポップス
まず注目したいのは、各曲の完成度の高さ。
捨て曲なんて一曲もなく、まごうことなく一級品のポップス。
しかし、いわゆるJ-POP的なポップスではないのが新しい!
全曲にわたってラップが用いられ、トラックもヒップホップ系のものが多いです。
それでありながら歌ものとして完成されている。
パフォーマンスも素晴らしいです。
ラップのキレ、ハイトーンボイスの突き抜けるようなボーカル、抜群のリズム感覚。
そして、グループ7人がお互いを補完しあい、競い合い、それぞれの強さを見せつけることでそのパフォーマンスはさらに高みへと昇りつめます。
インタビューでは7人それぞれがそれぞれにリスペクトを持っていて、この場面では彼に任せよう、とか、ここでは自分が前に出よう、と互いに協調しあってパフォーマンスを磨いている姿が印象的でした。
僕は今、日本のグループの頂点はまず間違いなくBE:FIRSTだと思います。
ここまでのパフォーマンスができるのはジャニーズでもいない。
その実力はいずれBTSを超えると確信しています。
僕はBE:FIRSTは日本にとどまるべきではない、海外に進出していって世界が活躍すべきだと思っています。
それだけの奇跡的なグループなのです。
今はまだ国内の活動にとどまっていますが、いずれ世界へと足を踏み入れるでしょう。
そのとき、僕は本当に日本の音楽を愛していてよかったと感じると思うのです。
彼らの音楽はJ-POP、そして、J-HIPHOPの血筋をひいています。
その彼らの音楽が評価されることは、そのまま、今まで先人たちが築いてきた日本の音楽が肯定される瞬間だと思うのです。
それだけの期待を僕はBE:FIRSTに抱いています。
彼らこそが日本の音楽を前に進め、革命を起こすのです。