6位はこのブログでももうおなじみ、ビリー・アイリッシュです!
今回のアルバムも確実に来年のグラミーに入ってきますよ!
とはいえ、ビリー・アイリッシュの今回のアルバム、そして、ビリーのことについてもこのブログでは語りつくした感があります。
ということで、今回は「Happier Than Ever」を出した後のビリーについて語っていきたいと思います!
セレブの仲間入りしたビリー、それを受け入れられないファン
こちら、最新のビリーのインスタ投稿です。
えー、完全にセレブになりました。
とはいえ、これは自然な流れだと思っています。
むしろ、注目すべきは19歳という若さでここまでの地位を築けたこと、そして、決して裕福な家庭ではなかったにもかかわらず、ここまで上り詰めたこと。
これは実にアメリカンドリームを体現したものだと個人的には思っています。
そして、彼女は今でも、兄フィネアスと二人で、プライベートスタジオから爆発的なヒット曲を生み出し続けています。
彼女たちの革命はたった6畳ほどの子供部屋から始まりました。
このことがまず、世界の音楽シーンを振り返る中で画期的だった点。
もうすでに、いわゆるベッドルームプロデューサー(寝室で音楽を作る人たち)は一般化し、あらゆるジャンルで活躍しています。
その足掛かりを作ったのはビリーです。
ここまでの功績を残した人なら、これだけの称賛と名誉を手に入れる権利は十分にあると思っています。
むしろ、セレブにならないほうが不自然であると。
僕は、その人のファッションや振る舞いはその人の格に応じて、ふさわしいふるまいをしなければならないと思っています。
例えば、僕がオーダーメイドのスーツを作っても着る意味もなければ、似合うはずもないですよね。
ノブレスオブリージュの言葉は正しいと思っていて、セレブにはその影響力を行使して、やらなければならないことがあると思います。
ビリー・アイリッシュ、11歳からポルノ鑑賞告白 「頭壊れた」
例えば、こちらも最新の記事なんですが、こういう発言を持って、ポルノに関しての危機意識を広げようと考えての発言だと思います。
また、環境問題やBlack Lives Matterへの言及など、10代のカリスマ、インフルエンサーとして、今の若者が抱えている苦しみを楽曲でも赤裸々に語っていますし、インタビューでも「これがつらかった」「これにはこんな問題がある」と、ある種、自分のさらけ出すことによって危機意識を促しているのです。
これが叩かれることに関しては僕は少し違和感を感じます。
影響力のある人間が、社会の問題について、自分の犠牲にしながら、問題提起をする。
これはインフルエンサーであり、カリスマであるビリー・アイリッシュにしかできないことだと思います。
僕は彼女にはセレブになる資格があるし、その責務を全うしていると思います。
前にも述べましたが、今でもビリーは10代の若者たちの苦しみと、不安と、痛みに寄り添い続けています。
そのこと、どうか、1ファンとして曲解しないでほしいな、というのが切なる願いです。