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米津玄師「STRAY SHEEP」これは本当にポップアルバムなのだろうか?

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米津玄師のニューアルバム「STRAY SHEEP」は本当にとんでもないアルバムになった。まず、出荷枚数でミリオン達成、これはCDバブルだった1990~2000年代でもありえなかったことだ。初週売り上げ枚数は88万枚。翌週、8月18日付のオリコンランキング(もはやこの響きが懐かしく感じる)でさらりと1 […]

ヨルシカ「盗作」から考える-音楽は定理化できるか?

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ヨルシカはもはや誰もが認める一流アーティストなった。ビルボードチャートではHot Albumなど様々なチャートで一位を独占、そしてすごいのは発売の翌週、この週は米津玄師のアルバムとずっと真夜中でいいのに。のアルバムが同時に出るというかなりの発売ラッシュであったにもかかわらず、米津玄師、ずとまよに続き […]

DUSTCELL「SUMMIT」トラップでありながらも歌モノにすることの革新

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DUSTCELLはボカロPである「Misumi」とボーカリスト「EMA」のユニット。DUSTCELLの特徴は地を這うような重低音とEMAさんの特徴的な浮遊感のある声・それでいてエモーショナルで感情表現豊かな歌がベースの凶悪さと比べて極めてポップに響くこと。最新のジャンルであるトラップの音を継承しなが […]

藤井風「HELP EVER HURT NEVER」これこそが待ち望んでいた新しいポップ

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以前このブログでも紹介した、藤井風の1stアルバムが発売された。 結論から言うと、このアルバムはJ-POPを革新させるパワーと美しさを兼ね備えている。彼の歌は間違いなく、R&Bだ。日本でもR&Bは古くは宇多田ヒカルからJ-POPの一形態として機能してきたが、それらの多くはJ-POPに […]

コロナ禍を社会変革のチャンスと捉える

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毎日、悲惨なニュースが後を絶たない。日本では一日の感染者数は減少の一途をたどっているが、ここにきてコロナ差別問題や企業倒産、休業要請の延長など思わず目をそらしたくなるような現実に目を覆いたくなる。 悲観的な思考というのは必要なものではあるのだが、極まっていくと実際は起きていないことまで心配しだしたり […]

Yaeji「WHAT WE DREW」摩訶不思議なサウンドエスケープに中毒を起こすこと必死

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正直、Yaejiをとりあげるのはちょっと悩んでいた。まったくポップではないし、人によってはあまり受け付けない音楽だろうからだ。しかし、僕にとってはクリーンヒットだったし、まったく新しい音楽だと思うし、世間の注目も集まり始めているので、紹介しておこうと思った。 Yaejiは韓国出身でNY在住のトラック […]

MIYAVI「Holy Nights」凄腕ギタリストがダンストラックで魅せる

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MIYAVIと言えば凄腕のギタリストとしてみなさん知っていると思う。しかし、このアルバムはギタリストでありながら、ギターロックではない。ダンスミュージックなのだ。ほとんどギターが出てこない曲もある。なぜここまで大胆に振り切ったのか?それは世界的にギターロックが衰退、いや滅亡の一途をたどっていることが […]

緑黄色社会「SINGALONG」極上のJ-POPを繰り出す革新的バンド

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名前で判断しないでほしい。僕は緑黄色社会は今後、ヒゲダンに次ぐモンスターバンドになると思っている。聴いてみればわかる。キャッチーでポップなメロディ、様々な色彩を見せる確かなアレンジ力、そしてなによりもボーカルの歌唱力。 それについてはこの動画を見てほしい。いつものTHE FIRST TAKEだ。 ギ […]

Who-ya Extended「wyxt.」

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また衝撃的な新人がデビュ-を飾った。その斬新さはCo shu nieに近いものがある。 まず、デビュー曲「Q-vism」がいきなりサイコパス3の主題歌に抜擢されるという衝撃。サイコパスは長く続くシリーズであり、過去には凛として時雨やEGOISTが主題歌を担当しており、当初、発表の時点では不安の声のほ […]

TK from 凛として時雨「彩脳」コラボレーションでよりTKの深淵は深まった

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TKのソロアルバム4作目がここまでの傑作になったのは、多くのタイアップと、そして多彩なコラボレーションが実現し、コラボ相手がTKの心の闇の深淵をさらに深く掘り下げていくことができたからだ。TKはソロ活動に対して、大きなスランプを抱えていた。今回のアルバムも直前まで粘ってやっとできたのだそうだ。TKは […]