今日は本の話をしようと思うんですけど、ついにガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読破しました。
結局1年ぐらいかかったかな。
これを読むきっかけになったのが、「本つまみ食いラジオ」っていう、イケハヤさんとしゅうへいさんと幸あれこさんがやってるポッドキャストなんですけど。
イケハヤさんが紹介されてて、興味持って買って読んでみたんですけど、非常に面白くてですね。
昨日読み終わったんですけど、なんかもう衝撃的すぎて、しばらく呆けてましたね。
「えっ、これって、えっ、これが伏線で、えっ、じゃあこれってもう……」みたいな、そんな驚きがありましたね。
これはノーベル文学賞を取ってるんですけども、納得の出来栄え。傑作中の傑作。
安部公房が「100年に一度の逸材」って言ってたらしいんですけど、本当にその通りだなって確信しました。
で、『百年の孤独』ってすごい難解なことで有名なんですね。
なんで難解かっていうと、まず1ページ目に家系図が載ってるんですけど、たぶんもう多くの人はここで脱落すると思います。
『百年の孤独』なんで、ブエンディア家っていう一家の100年の歴史を描いた物語なんですけど。
家系図を見るとですね、アルカディオさんとアウレリャノさんが5、6人いるんですね。
代々ブエンディア家は、男の子が生まれたらアルカディオかアウレリャノっていう名前をつけるという文化がありまして、世襲制なんですね。
なので、アルカディオさんとアウレリャノさんが出てくるたびに家系図に戻って、「あ、これは3代目のアルカディオさんなんだね。これは4代目のアウレリャノさんなんだね」ということを、いちいち確認しなければならないんですね。
これがもう本当に辛い。
で、この人とこの人は結婚してるけど、この子供は娼婦との子供で、みたいな設定があったりして、もうややこしい。
翻訳なんで、結構翻訳が古いわけですよ。
翻訳小説でありがちな話なんですけど、文章が回りくどい。一文が相当長いわけですよ。
いかにも翻訳しましたって感じの。
これがもう本当に辛かったですね。
でも、それを凌駕する面白さがありますね。
もう読み出すと止まらないです。
ハマっちゃう人は本当にハマっちゃうと思います。
最後にはもう驚きの結末が。
『百年の孤独』ってそういう意味だったのかっていう驚きがありますね。
それぐらい、読書通にこそ読んでほしいという小説ですね。
僕、あんまり文豪の作品って読んでこなかったんですけど。
一番好きな作家が村上春樹なんですけど、村上春樹は文豪じゃないと思うんです。
あの人、文壇嫌ってるんで。
村上春樹は僕、全部の小説読んでますね。
最近、短編なんかも全部読んで、読破しました。
あと、なんだろう、翻訳小説とか読んでましたね。サリンジャーとか、フランツ・カフカとか。
夏目漱石の「こころ」は読みましたけど、あんまり感動しなかったし。
川端康成も三島由紀夫も途中で挫折したし、太宰治も『人間失格』しか読んでないし。
「よくそんなんで読書通名乗れるな」って感じなんですけど。
ここ最近、すごい読書の好みが変わってきまして。
というのも、僕、趣味で小説も書くんですけど。
小説書いてる人からすると、だいたい展開読めるんですよ。
「これ伏線で、この登場人物的にこういう行動するだろうから、およそこういう結末に行き着くだろう」みたいなのが、もう読んでる段階でだいたい予想つくんですよ。
だいたい8割ぐらいは当たりますね。
だから、できるだけ予測のつかないものを読もうとした結果、ガルシア=マルケス『百年の孤独』に行き着いたという。
今並行して読んでいるのが『カラマーゾフの兄弟』で。
『カラマーゾフの兄弟』も面白い。
エピローグまで来たんで、もうあとちょっとですね。
読み終わります。
『カラマーゾフの兄弟』も長いよ。
難しいよ。
難しいんですけど、『カラマーゾフの兄弟』に関しては、光文社古典新訳文庫っていうところから出てる新訳、2010年ぐらいに出てる新訳版があるので、それを読むと非常に分かりやすく、全部現代語で書かれてあるので。
それで読むと、すごい頭に入ってきます。
めっちゃくちゃ読みやすいです。
ただ、ひたすらに長い。
19世紀のロシアの人はよっぽど暇だったんだなっていうぐらい、殺人事件が起こるまでに3巻分ぐらい使いますからね、全5巻で。
そういう感じで、今日は読書の話をしてみました。
皆さんもぜひ、小説を読んでみたらいかがでしょうか。
というか、東野圭吾さん亡くなりましたね。僕はもう世代なんで、読んでたな、『流星の絆』とか。いやー、ショック。
また一人、惜しい人を亡くしました。
僕、『白夜行』読んでないんですよね。
今度買って読んでみようかな。
