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ディスクレビュー-宮本浩次「宮本、独歩。」

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宮本浩次はロックスターである。それはこのアルバムが明確に証明している。また、あなたがテレビで宮本のパフォーマンスを見たことがあるならすぐに納得してくれるかもしれない。あふれ出る情動を身体を引き裂かんばかりのオーバーなパフォーマンスで観客を魅了する、あるいは畏怖させることにかけては日本でピカイチだと思 […]

3.11を過去にしたくない

3.11の唄を作りました。 詳しくはキャプションに全部書いたのであんまり付け足すことはないです。 今年で9年目。僕が3.11を経験したのは17歳のころでした。思春期真っただ中です。その影響は計り知れなかった。僕たちはあの日に世界に対する希望をすべて失ったんだと思います。神はいないことをみんな知ってし […]

楽曲解説-Prepared

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昨日はミクの日ということでミクちゃんに感謝の気持ちを込めて曲を作りました。 僕が作曲をはじめたのは6年前。となるネット記事で八王子Pがインタビューに答えていて、見出しは「楽器ができなくても作曲はできる!」というものでした。この記事が僕の世界を変えました。 僕はギターは弾けないこともないですが下手です […]

ディスクレビュー-秋山黄色「From DROPOUT」

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久々にこんなに素直なロックを聴いた。最近はもうエイトビート自体が減ってきていたので、ここで一発カマシたるか!的な感じで完璧に従来型のエイトビートロックが鳴らされたこと、そしてそれがバンドではなくシンガーソングライターから出てきたことがまず一番の驚きだった。 ここで最近のベテラン勢のロックバンドの活動 […]

非常事態宣言によるコンサート自粛は正しいのか?

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「正しいのか?」と書いておいてなんだが、やらざるをえない、というのが本当のところだろう。実際に大阪のライブハウスではクラスター感染が発生しているし、WANIMAのライブで感染者が出たことで1万2千人が濃厚接触者となってしまう事態になってしまった。 しかし、僕は音楽が新型コロナに対して不安を抱いている […]

アトリオンで行われた山形交響楽団による第九演奏会に行ってきました

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2月23日、秋田のクラシック音楽ホールであるアトリオンで開かれた山形交響楽団によるベートーヴェン交響曲第9番の演奏を聞いてきた。 正直言って心が震えた。ライブでこんな感動を味わったのは初めてかもしれない。 実は当初は山形フィルに対して不安があった。仙台フィルならまだしも山形なんて地方のオーケストラに […]

藤井風のMVに潜む哲学性

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藤井風のMVが次々と公開されている。そしてその完成度の高い、メッセージ性の強いMVが話題を呼び、加速度的に再生数は増えている。このMVと一緒に見てほしいのが、本人による解説動画。 この曲は一聴すると歌詞が岡山弁だったり、韻を踏んでいることによって少しだけイロモノとして聞いてしまう人もいると思う。しか […]

ディスクレビュー-女王蜂「BL」

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女王蜂の快進撃が止まらない。アニメ「どろろ」の主題歌になった「火炎」は本当に素晴らしい曲だった。最初は打ち込みから始まり、Bメロでゴスペルになり、サビで強烈なギターソロが盛大に煽る。今までサブカル色の強かった音楽性から抜け出し、真にポップなもの、それでいてロックなもの、そして洋楽としても通用するサウ […]

ディスクレビュー-ジャスティン・ビーバー「Changes」

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ジャスティン・ビーバーの新作が素晴らしい。素晴らしいとは言っても、これは音楽的に素晴らしいのではなくて、むしろこのアルバムの作り方が斬新だ、という意味になる。 まず、驚かされるのが極端に音数が少ないこと。これは近年のポップスによく見られる傾向だが、ジャスティンの場合は意図的によりシンプルに、よりソリ […]

書評-森博嗣「面白いとは何か? 面白く生きるには?」

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森博嗣が「面白いもの、こと、あるいは面白い人生」について書いた新書だ。森博嗣は最近、新書やエッセイの執筆が多い。そしてこれが非常に面白い。森博嗣はいわゆる普通の凡庸な人間ではない。考え方ひとつとっても私たちでは考えもしない見地に立って、物事を一刀両断する。ときにそれは倫理観を疑うようなこともあるのだ […]