2020年1月

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映画評論-「ファーストマン」

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この映画はアポロ11号計画で人類ではじめて月に降り立ったニール・アームストロングの伝記である。 ニールはいずれの伝記映画でも英雄視されて描かれることが多く、どの映画でもニールのパーソナルな部分は置き去りにされている感があった。しかし、この映画は違う。ニールは繊細で、より家族思いの、一人の父親としての […]

はじめてのクラシック③ドビュッシー「ベルガマスク組曲」

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一つはピアノ曲を入れようと決めていたのですが、正直迷いました。というのも、僕はショパンがあまり好きではなく、そうすると必然的にピアノ曲のレパートリーが少なくなるからです。ショパンのなにが嫌いかというと、彼の曲は現代の曲として鳴っていてもおかしくないところです。そこが評価される点なのはわかるのですが、 […]

はじめてのクラシック②ブラームス交響曲第一番

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ブラームスの交響曲は初心者向けです。初心者向けだけど深みにはまればはまるほど良さがわかってくるのがミソ。 まず、お勧めできる理由がブラームスの交響曲は4曲しかないこと。それと、一曲すべて40分前後であること。だからかなり聴きやすいです。ブラームスは長生きしたほうで63歳まで現役を全うしました。モーツ […]

はじめてのクラシック①ベートヴェン交響曲第6番「田園」

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クラシックを聴いてみたいけれどどれから聴いたらいいかわからない、というかたは多いはず。今回はそういう方のために初心者がどんな曲を聴いたらいいかアドバイスしていきます。   まず、選曲の条件がこちら。 ①聴きやすい長さ(30分から40分)であること ②誰でも知っている曲ではなく、ちょっと通ぶれる曲であ […]

藤井風という謎のSSW

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藤井風という新人SSWの存在を知ったのは父が教えてくれたからだ。突然、あんまり話さない父が「この人知ってる? 次に売れる期待の新人なんだってさ」と教えてくれたのがこの「藤井風」だった。   さっそくYouTubeで動画を見て、その技巧性に驚いた。新人SSWと思えないようなおしゃれなコード、ピアノの美 […]

Official髭男ism「I LOVE…」の革新性 -「Traveler」のその先へ-

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ヒゲダンの新曲のMVが15日に突如として公開された。そしてみなさん同じ気持ちだと思うが、その尖鋭性に驚かされた。   ヒゲダンは「Traveler」で商業的にも音楽的にも最高水準のポップを鳴らして大成功を収めて一躍、国民的人気バンドとなった。それがまだ10月のこと。まだあれから3か月しかたってないの […]

ディスクレビュー-カミラ・カベロ「Romance」

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カミラ・カベロのソロ第二作。知らない人のために少し解説しておくと、カミラ・カベロはあの伝説のオーディション番組「Xファクター」で結成された「フィフス・ハーモニー」のメンバーとしてデビュー、その後脱退、2018年に「CAMILA」をリリースしてソロデビューしこれが大ヒット。その理由は、彼女はキューバ出 […]

ディスクレビュー-King Gnu「CEREMONY」

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King Gnuの進化には驚かされる。「Tokyo Rendez-Vous」は明らかに玄人向けというアルバムで、今でこそ再評価の機運が高まっているが、それほど大衆さを身に着けていない音楽だった。しかし、「Sympa」でKing Gnuはシンセベースを多用したり、奇妙なことをやりながらもメロディはポッ […]

ディスクレビュー-ポルカドットスティングレイ「新世紀EP」

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ポルカと言えば16ビートのキレッキレのカッティングにゴリゴリのグルーヴィーなベースが特徴的だ。本作でもそれは顕著だ。しかし、一曲目から驚かされることになる。まず、ドラムが打ち込みなのだ。さわやかなメロディとキャッチーなリフが印象的な「SQUEEZE」。まず、今までのポルカになかったような開けたメロデ […]

ディスクレビュー-香取慎吾「20200101」

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SMAP解散後はじめての香取慎吾ソロとしてのアルバムだ。まず、そのサウンドの新しさに耳を奪われる。最新のトラップから(Trapという曲がある)Future bass、トロピカルハウスをこれでもかというポップでキャッチーなメロディに乗せて歌い、思わず踊りだしたくなるようなとにかく明るく開けた、未来的な […]