2019年12月

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私的2019年アルバムトップ10-[1位]ヨルシカ-「だから僕は音楽をやめた」「エルマ」

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さて、栄光の第一位だ。 このアルバムはザ・ビートルズの「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」やザ・フーのロックオペラ「トミー」からはじまるすべてのコンセプトアルバムの頂点に君臨する作品だ。これを超えるコンセプトアルバムはもう出てこない。もし作れるとしたら世界でもそれはヨルシカのみだ。 こ […]

私的2019年アルバムトップ10-[2位]サカナクション-834.194

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サカナクションのアルバムを聴くとき、あとちょっとなんだけどな、という思いがぬぐえなかった。シングル曲はもちろんいい。だがアルバム曲が微妙だったり、全体で聴いたときにまとまりに欠ける、ということが多かった。 しかし、今回のアルバム、「834.194」でその認識を覆された。 このアルバムは2ディスクによ […]

私的2019年アルバムトップ10-[3位]BUMP OF CHICKEN-aurora arc

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ここで王者の登場である。来年でデビュー20周年を迎えるBUMP OF CHICKENだ。 昨日の最後に上位三位はアルバムの意義を問いただす作品だと書いた。このアルバムは今までのアルバムの在り方を根本から覆す破壊力を持っている。 まず、ほとんどの曲が既発曲であること。実は新録曲はM5:ジャングルジムの […]

私的2019年アルバムトップ10-[4位]King Gnu-Sympa

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バズリズムで今年ヒットするバンドNo.1がKing Gnuだった。しかしながら、2019年初頭時点でKing Gnuの名前を知っていたのは少数だったはずだ。僕もPrayer Xくらいしか聴いたことがなかった。そして1月にはこのアルバムSympaがヒット、そして2月にはJ-ROCK界に燦然ときらめくキ […]

私的2019年アルバムトップ10-[5位]ビリー・アイリッシュ-WHEN WE ALL FALL ASLEEP,WHERE DO WE GO?

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さて、このランキング唯一の洋楽である。 知っている人はもう知っている、弱冠17歳の現代のカリスマ、ビリー・アイリッシュである。 先日、グラミーのノミネートが発表されたが、ビリーは主要4部門にノミネート、さらにこれは史上最年少だという。 グラミーの歌姫といえばテイラー・スイフトにアリアナ・グランデなど […]

私的2019年アルバムトップ10-[6位]ずっと真夜中でいいのに-潜潜話

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すみません、ずっと真夜中でいいのにをランクインさせるのをすっかり忘れていて、ここで同率6位とさせてください。もう発表しちゃってるから…(笑) さて、気を取り直して、ずとまよだ。2018年、突如として投稿された「秒針を噛む」が反響を呼び、現在、3600万回再生。当時からそのミステリアスな歌詞と映像のコ […]

私的2019年アルバムトップ10-[6位]Cö shu Nie-PURE

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2018年、多くのヒット曲を生み出している人気アニメ「東京喰種:re」のオープニングに突如として抜擢され、彗星のごとく現れた超新星。 彼らの特徴、それはプログレもかくやというばかりの変拍子、転調のオンパレード。本当に生演奏しているのか不思議になるほどのテクニカルなフレーズ。 曲を聴いているとシンセの […]

私的2019年アルバムトップ10-[7位]UVERworld-UNSER

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正直に言います。この作品を理解するまでに二週間かかりました。 UVERworldは前作「TYCOON」でロックバンドとしての在り方を問うバンドサウンドとしての傑作を生みだした。そして豪華4ディスクにもなるベスト盤を出し、UVERworldのファーストシーズンは終わった。 そして「UNSER」からセカ […]

私的2019年アルバムトップ10-[8位]椎名林檎-三毒史

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実を言うと僕は最近の椎名林檎のアルバムには少しだけ苦手意識を持っていた。 なぜか。あまりにも第一作、第二作の「無罪モラトリアム」と「勝訴ストリップ」を神聖視しているからだ。僕が邦楽ロック史に残る名盤を挙げろと言われればまっさきにこの二作を挙げる。音の壁を築くディストーションギターにゴリゴリのベース、 […]

私的2019年アルバムトップ10-[9位]Official髭男ism-Traveler

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本当はもっと上に入れたかったんですが…。 もはや今年の顔といっても構わない、大ヒットしたOfficial髭男ismの初のメジャーアルバム(!)がこれだというのだからすごい。 とにかくどの曲もメロディがいい。本人もインタビューでヒゲダンは”グッドメロディー”を追求するバンドだと言っていた。まさにその通 […]